輸出入コンプライアンスのページ

貿易にまつわるコンプライアンス領域を記事範囲にしたいと思っています。

関税評価業務のこと

関税評価というととっつきにくいイメージがあると思います。

ほとんど同じような状況で加算と判断されたり、非加算と判断されたりと

頭は混乱します。

 

そう。加算・非加算の判断の分かれ目は、わかりにくく、税関の判断次第だと感じることも多いと思います。

 

なので業務としては、すぐに税関に問い合わせて回答を得る単純作業なのです。

ただその前の準備として関税評価について税関と普通に会話できるように関税評価の常識と思える部分はマスターしておいた方がいいと思います。

 

・関税定率法の第4条(法文自体は短いものなのですぐに読めます。)

・関税評価303

通関士試験勉強の関税評価部分

等々

 

なお関税評価にも事前教示制度はありますが、関税分類ほど税関から事前教示を取るように指示されることは多くないと思います。

つまり口頭(コロナ後にあっては電話で)で回答を得られ、あまり曖昧な返事をされることはなく、正確には事前教示を取ってくださいと指示されることも多くないです。

事前教示は、簡単になったとはいえ、やはりハードルが高いですからね。